第26回 歴史講演会を開催しました
平成31年3月16日(土)13時30分より安芸高田市民文化センターで、第26回歴史講演会を開催しました。
今回は、東広島市出土文化財管理センター所長の妹尾周三氏をお招きし、「安芸に伝わった仏教文化―明官地廃寺(高宮郡内部寺)の位置づけと今後の課題―」と題して講演いただきました。会場は定員を超える聴講者でいっぱいとなりました。
事業団では近年の講演会で、弥生時代の四隅突出型墳丘墓から前期古墳、後期古墳と時代を追って安芸高田の重要遺跡を取りあげてきました。今年は、古墳時代に続く時代に造営された安芸国では数少ない古代寺院をテーマに明官地廃寺跡についての講演となりました。
講師の妹尾氏は、寺院の屋根に葺かれる瓦の作り方や軒瓦の模様の詳細な分析から、仏教文化がどのように伝わり広まっていったかを話されました。また、発掘調査から25年経った今、発掘成果を再評価し伽藍配置の新たな可能性を提示され、この重要な遺跡の保護と活用策を今後地域で考えていく機運を醸成する時期だと講演されました。聴講した参加者からは、「地域の重要遺跡について何も知らなかった、もっと知りたい」などの声がありました。
今回は、東広島市出土文化財管理センター所長の妹尾周三氏をお招きし、「安芸に伝わった仏教文化―明官地廃寺(高宮郡内部寺)の位置づけと今後の課題―」と題して講演いただきました。会場は定員を超える聴講者でいっぱいとなりました。
事業団では近年の講演会で、弥生時代の四隅突出型墳丘墓から前期古墳、後期古墳と時代を追って安芸高田の重要遺跡を取りあげてきました。今年は、古墳時代に続く時代に造営された安芸国では数少ない古代寺院をテーマに明官地廃寺跡についての講演となりました。
講師の妹尾氏は、寺院の屋根に葺かれる瓦の作り方や軒瓦の模様の詳細な分析から、仏教文化がどのように伝わり広まっていったかを話されました。また、発掘調査から25年経った今、発掘成果を再評価し伽藍配置の新たな可能性を提示され、この重要な遺跡の保護と活用策を今後地域で考えていく機運を醸成する時期だと講演されました。聴講した参加者からは、「地域の重要遺跡について何も知らなかった、もっと知りたい」などの声がありました。